市販のホームカラーと美容室のサロンカラーの違い。Part2。
今回はヘアカラーの疑問について。
市販のホームカラーと美容室のサロンカラーの違い。
『市販カラーのいいところ』
- 安い
- 手軽
- お家で簡単早い
といったところでしょうか。
『サロンカラーのいいところ』
- 痛みにくい
- 色持ちがいい
- 濃い色味が表現できる
- 美容師と相談して自分に合ったカラーを決めれる
- シャンプーが気持ちいい
といったところでしょうか。
1.痛みにくいという点ですが、ひとつはカラー剤そのものに使われている成分が違う。
市販のカラーで、カラーした直後よりも1週間後の方がダメージを感じてしまう経験はありませんか?
美容室ではカラーした1週間後や、それ以降のことも考えています。
もうひとつは『塗り分けができるかできないか』です。
美容室では、根元の黒い部分と、毛先の既に明るい部分とで、パワーの違う薬剤を使用できます。塗り分けることができ、カラー剤も知識も豊富だからです。
根元の黒い部分は明るくするパワーが必要ですが、毛先にはそのパワーは必要なかったりします。場合にもよりますが。
市販の泡カラーの場合、泡で揉み込んで放置。。となり塗り分けることはできません。
2.色持ちがいい、3.濃い色味が表現できる、4.美容師と相談して自分に合ったカラーを決めれるという点ですが、
この2、3、4、は密な関係にあると思っています。
市販のカラーは10人中、10人が、平均的にある程度失敗なく染まるように設計されています。
濃い色味を使うには人によって色の濃さや混ぜる色味を微調整しなくては失敗が起こりやすいです。なので、市販カラーは濃い色味、というのが表現しずらい。
そういった理由から市販カラーはアッシュでもオレンジベース、ナチュラルブラウンベースっぽいニュアンスになることが多いです。
最近のカラーでは、ブルージュなどの濃いアッシュや、ダークトーンでのアッシュの表現などが多くなっていますよね。
ピンク系カラーでも、ピンクアッシュなどの寒色ベースが主流だと思います。
外国人風カラーなど、日本人に多い赤みやオレンジ味を消した色味が人気ですし。赤みやオレンジ味が強い人は濃い色味でないとなかなか綺麗に消えません。
ハイトーンでなくダークトーン主流になっている背景には、美髪意識、色持ちが良いから。などもあると思います。
そうです、濃い色味の方が色抜けが緩やかで、色持ちが良く感じるんです。
5.シャンプーが気持ちい
に関しては美容室の特権ですね。
最後に、
ホームカラー、サロンカラーそれぞれ良いところがあると思いますし、ホームカラーを否定してるわけではありませんが、来ていただいた方にはしっかりとしたクオリティーのものを提供します。
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