赤みのないグレージュカラー。そして色持ちについて。
紫外線も多くなってくる季節。。。
ヘアカラーは色持ちを考慮したカラーリングが特におすすめです。
赤みは抑えるけれど、緑になりすぎないようなヘアカラーにしました。
ヘアカラーの色持ちについて。。。
今回のヘアカラーも赤みを消したヘアカラーです。
本来、日本人の髪色は『赤褐色』が必ず含まれます。
髪をブリーチしたり、明るいカラー剤で染めていくと『赤褐色』を少しづつ分解することになります。
ブリーチなどをしない場合、カラー剤で染めていきます。
カラーとは髪を明るくしながら同時に色味を入れて染めていくのです。
8〜10レベルくらいの明るさの髪の場合、あるていど髪本来にまだ赤みが含まれる明るさになります。その場合、青や緑といった赤やオレンジの反対色を混ぜることで赤みを消していきます。
そうすると光に当たったときに綺麗な色味になるのです。
簡単に言ってしまえば、カラーリングとは、髪の中や表面にカラーの色味をくっつけている状態です。
カラーをして日にちが経つとまたオレンジ味が出てきた、どこにいっても赤みが出てしまう。。。
それはヘアカラーが退色しているからです。
染めた色は必ず退色します。
毎日髪を洗う方がほとんどかと思いますが、月に30回洗うわけです。
お洋服に例えると、洗えば色落ちしたり生地も弱ったりしてしまうはずです。なのでネットに入れて洗ったり優しい洗剤を使ったりしますよね。
髪も同じで、使うシャンプーが洗浄力の高いものと、優しいシャンプーと比べると、同じ洗った回数でのヘアカラーの色落ちや髪の状態も変わってくるはずです。
僕たち美容師もお客様自身もヘアカラーを長持ちさせたいと願っていますので、日々のケアも非常に大切です。
流すお湯の温度は低めがおすすめです(38度以下)。
それと、
もともと明るくなりやすく黄色味が出てしまう方の場合、またはブリーチをされている方は、黄色味を抑える『紫』の色味を配合して黄色味を抑えたりするのですが、
もともと明るくなりやすく黄色味が出てしまう方や、ブリーチをされている方は、カラーの色味の表現の幅がとても広いですが、そのかわりカラーの退色を感じやすいかと思います。
より日々のケアが必要になってくる髪だと言えます。
そんな場合少し濃いめ(暗め)のヘアカラーをすると意外と透明感も残り、退色する過程もお洒落に楽しめるヘアカラーとなります。
少し長くなりましたが、そういったことを踏まえてもおすすめヘアカラーを作らせてもらっています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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